2025年06月

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安定の裏に潜む意外な悩み?HCLに聞く「HCL Domino」のバージョンアップにおける課題と意義(前編)

Domino が誕生してから35年以上が経過し、IBM から HCL に移管されて丸6年が経ちました。
Domino は、高い開発生産性と堅牢性を兼ね備えたアプリケーション基盤で、長きにわたり企業の業務効率化を支えてきた歴史ある製品です。一方、重ねてきた実績の分だけ、バージョンアップに対する課題も垣間見えます。

今回は、エイチシーエル・ジャパン株式会社 HCLSoftware のテクニカルリードである松浦光様に HCL Domino のビジネス状況や今後の展開など、多岐にわたり話を伺いました。
前半では「Domino の現状」を中心に、後半では「新バージョンの登場と互換性」をテーマにバージョンアップについてより具体的に語っていただきました。
(本ページは前半です[後半も公開中])

対談者

【ゲスト】
エイチシーエル・ジャパン株式会社 HCLSoftware テクニカルリード
松浦 光 様


【インタビュアー】
エヌアイシー・パートナーズ株式会社 技術企画本部 ソリューション企画部
松田 秀幸

※対談者情報は2025年6月9日時点

インタビュイー(ゲスト)とインビュアー

HCL Domino の現状

製品の変遷と現在のビジネス状況

── Domino が誕生してから35年以上が経過し、IBM から HCL に移管(2019年7月)されてからも丸6年が経ちました。今、HCL としての Domino のビジネス状況はいかがでしょうか。

松浦:
現在も利用していただいているユーザーも多く、市場としては活況です。
見た目や使い勝手も含めた新機能が多く実装されてきた点、バージョンアップのサイクルが非常に良いペース で進んできている点が、ユーザー様、パートナー様から製品投資として評価をいただいてます。
一方、Domino のクラウドに対する対応が SaaS としてではなく Amazon や Google などのクラウドキャリアとの協業による提供に主眼をおいているので、その点が他の SaaS型コミュニケーションツールと比べてもう少しなんとかならないかという声は未だにいただいている状況です。

── Domino のクラウドに対して、SaaS型コミュニケーションツールとしても期待もされているということですね。

松浦:
運用に関する負荷を下げたいということだと思います。
加えて人材確保やノウハウ継承などの課題に対し、生成AI との連携など新しい領域へのチャレンジがトレンドになっています。

旧バージョンでの利用も多い

── バージョンアップのサイクルといえば、多く利用されているバージョンは何でしょうか?

松浦:
お陰様で現時点の最新バージョンである V14 が順調に立ち上がっています。ただ実は、特定のバージョンでいわゆる『塩付け運用』をされているお客様も多くいます。
そのような状況の中で1点、昨年末にあったケースについてお話しさせてください。

2024年12月13日に重要障害が発生し、多くのお客様と関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳なく思っております。この場を借りて、お詫び申し上げます。
対応として修正モジュールの適用をお願いしておりますが、実はこの障害は35年前のコードに含まれていたもので、Domino のすべてのバージョンで発生していました。
そのような中で、Domino の塩漬け運用をされているお客様、他社移行の事例記事になっており HCL とまったくお取引がないお客様からもお問い合わせをいただいています。

── 古いバージョンのまま Domino を利用され続けているユーザー様もまだまだ多くいらっしゃる、ということが分かったのですね。

松浦:
はい、良くも悪くも先ほどお話したような状態で、HCL と最近お付き合いがないお客様からもお問い合わせをいただくケースがありました。

古いバージョンを利用する際の注意点

── 古いバージョンのまま利用することへの懸念は何でしょうか?

松浦:
Java など サポートが終了したテクノロジーへの脆弱性対応 が懸念されます。
また、旧バージョンでは DXに対して十分な役割を果たせるとは言い難いです。新バージョンでは Web対応やモバイル対応、AI対応での活用もイメージしています。
例えば、新バージョンである V14.5 には、Domino と生成AI を統合した機能もあります。

──『塩付け運用』をされた場合、サポート面はどうでしょうか。

松浦:
多くの塩漬け運用されているお客様からの声をお聞きすると、サポートが終了したバージョンで安定運用ができていたというのが Domino に対する今までの理解だったと思いますが、今回のようなことだけでなく、脆弱性対応も必要になるので、やはり サポートを受けられるバージョンの必要性 を意識していただけたのではないかと考えています。

Domino が選ばれ続ける理由

情報系基幹システムとしての性能と安定性

── 旧バージョンでの利用も含め、Domino が利用され続ける理由は何でしょうか?

松浦:
情報系の基幹システムとして必要十分な機能を備えている点が大きいですね。
Domino が誕生した当初から兼ね備えており、「バージョンアップをしなくても現状で満足」というユーザーがいらっしゃる理由になっています。

── Domino が古いまま使用されるのはなぜか、この点をより詳しくお聞かせください。捨てられないけれどバージョンアップもしない、というのは、なぜでしょうか?

松浦:
例えば、四半世紀前のデータがそのまま最新バージョンでも読み込めるなど、下位互換、上位互換性が非常に高い。動いてしまうがゆえに、使えてしまう。
便利に使っていただけるのはいいことなのですが、やはり15年前、20年前に作ったアプリケーションなので、見た目が古くなってくるというのは当然あります。

Domino でのアプリ開発の優位性

── 一般的な市場感として Domino はすでに別製品に移行されてしまったという風潮もありますが、いかがでしょうか?

松浦:
Domino はアプリケーションの開発生産性が非常に高い製品 だというのは、市場の評価として強くあります。
同じようなアプリケーションを、例えば SaaS型の Webベースの他製品、ノーコードの製品やローコードの製品に切り替えることにチャレンジされているお客様はいらっしゃると思うのですが、なかなかうまくいかないということを伺っております。

── うまくいかないというのは?

松浦:
その製品が悪いとか機能が足りないという話ではなく、Domino だと簡単にでき過ぎてしまうということで、エンドユーザーの満足度を得られないというのが1つの原因だとお客様はおっしゃっています。

他社製品と共存できるメリット

── メールはもう SaaSメールに移行しているという話はよく聞きますが、アプリケーションについては Domino の利用を続けているということでしょうか?

松浦:
コミュニケーション基盤に関しては、在宅勤務やリモートワークが一般的になったので、好みの Web会議サービスに付帯したものへ切り替えたというお客様はいらっしゃると思います。
ただ、先ほどの話にあったように、アプリケーションはなかなか切り替えるのが難しいというのがあります。アプリケーション利用のために Domino が残っているというケース、共存されているというケースなど、多々あると思います。

── Domino 以外のコミュニケーション基盤とアプリケーション基盤としての Domino を併用し、いわば一つのシステムとして使えると。

松浦:
はい、その通りです。コミュニケーション基盤は別の製品を、アプリケーション基盤としては Domino を使っている 事例を、弊社ホームページにも事例記事として掲載しています。

── コミュニケーション基盤とアプリケーション基盤でそれぞれのいいいとこ取りをされているのですね。

松浦:
Domino と他製品が共存ができることは、バージョンアップの観点でも大きなポイントだと思います。

──「基盤が2つあると運用管理も2倍になるのか」という疑問も出そうですが、どのような運用が可能でしょうか。

松浦:
コミュニケーション基盤では、例えば1人に1つメールアドレスを発行するのが一般的だと思います。その場合、そちらのディレクトリシステムをメインにし、Domino は二次ディレクトリとして運用することもできます。
また、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)参照で認証委託をさせることもできますし、Dominoディレクトリと他のディレクトリ…例えばAzure AD(Azure Active Directory)のようなディレクトリサービスと連携させて運用している事例も多くあり、各社のやりたいことと運用負荷のバランスを考えて様々な方法がとれます。

なぜ Domino のバージョンを上げないのか

高い互換性が仇になっている?「動いてしまう」ジレンマ

── 互換性が高いということは、バージョンアップの障壁が低いともいえますね。

松浦:
互換性の高さは、単に過去のデータが「動く」以上の価値を提供していると考えています。
もし他社製品に移行する場合、往々にしてデータ移行が膨大なコストや技術的課題を伴い、互換性の問題が原因で取り残されたデータが発生するケースも見受けられます。Domino の場合、こうした課題を意識することなく 過去の資産を活用し続けることが可能 であり、移行リスクや未知のコストを回避 できる点でも独自の競争力を持っています。

── 一方で、見た目を新しくすることは、バージョンアップの動機にはならない。

松浦:
見た目を新しくする機能もリリースはしていますが、そこに手をつけるよりは塩漬けで使ってしまおう、その方がお金がかからずに済む、ということで、古いバージョンのまま使うという決断をするお客様もいるのかなと思っています。

── 確かに Notesクライアントだけを見たら、そんなに大きく変わらないですよね。

松浦:
アーキテクチャは変わらないですし、Windows で動いてしまえばクリティカルな障害もなければ、上げる理由も作れなかったというところです(笑)。

最新バージョンは、バージョンアップをする理由になるか

── 大きな障害がなく動かせる状況の中で、上げる理由は何かとなると「最新バージョン V14 で何ができるのか」でしょうか。

松浦:
そうですね。お客様が最新バージョンに上げる理由としては DX が多い印象です。再投資をする際の Web対応やモバイル対応、AI対応があります。そのようなところで、もっと価値を出していけるのではないかと考えています。

── V14.5 については、後半でさらに詳しくお聞かせください。

松浦:
最新バージョンには、Domino と生成AI を統合した機能もあります。V14.5 は、大きく進化した面もあるので是非語らせてください(笑)。

── 楽しみにしています(笑)。後半では、新バージョン V14.5 の新機能やアップデート、互換性についてお聞かせください。

まとめ

ここまで Domino の現状について、HCLSoftware 松浦様にお伺いしてきました。
最後に、前半のまとめと後半のトピックをご紹介します。

前半のまとめ

  1. Domino の現状
    • Domino は35年以上にわたり利用されている製品で、現在も市場は活況。
    • ユーザー数は多く、旧バージョンのまま利用されるケースも多い。
    • 長期的に利用される理由は、高い開発生産性と安定性。
  2. 利用され続ける理由
    • Domino は情報系基幹システムとして必要十分な機能を備えている。
    • 高い下位互換性と上位互換性があり、古いデータやアプリケーションが最新バージョンでも問題なく動作する。
  3. 旧バージョンの課題
    • 特定バージョンを使い続ける「塩漬け運用」が多く、安定性を理由にアップグレードしないユーザーが多い。
    • 古いままでもシステムが動作するため、アップグレードの動機になりにくい。
    • 見た目の改良も費用対効果が低いとして、アップデートしないケースが多い。
  4. Domino のバージョンアップと他社製品への移行
    • Domino は他社製品との共存が可能。
    • 新バージョンは V14.5で、新たな機能が追加された。
    • DX領域での価値提供が、バージョンアップの理由となる可能性を秘めている。

次回予告

後半では、より具体的に新バージョン、互換性についてお届けします。
新バージョン V14.5 の機能はもちろん、今後のビジネス戦略も語って頂きました。

  1. 新バージョン V14.5 が刻む新たな一歩
    • 生成AI を Domino の中に
  2. Domino と生成AI の統合「Domino IQ」
    • 自社のベストプラクティスを得られる
    • Domino による生成AI の活用方法
    • REST API による効率的なシステム間の連携
  3. バージョンアップの鍵は互換性の安心感
    • 移行チェックツールとその効果
    • 新旧バージョンの互換性は移行チェックツールで担保する
  4. バージョンアップ vs 他社製品への移行
    • バージョンアップはしないが、移行もしない
    • 結論!バージョンアップが最適解
  5. 今後の戦略
    • V14.5 は 描いたロードマップの答え合わせになるバージョン
    • 兄弟製品に繋げる二段構えの展開
  6. HCL 様からのメッセージ
    • 過去にとらわれない新たな事例でアプローチ
    • V14.x を避けて V12 にする意味はない

(本ページは前半です[後半も公開中])


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2026年02月26日

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更新日:2026-02-26 公開日:2025-12-24 [2026年2月26日追記]IBM Bob の提供開始日(GA)が発表されました。 2026年3月24日 また、Early Access 版の新規受付は終了となりました。 *  *  *  *  *  * こんにちは。てくさぽBLOGメンバー村上です。 今年の10月にIBM Tech Xchange 2025 Orlandoにて電撃発表された話題のIBM Bob はご存じですか? 今回は、IBM Bob をTech Preview版で検証している状況をタイムリーにお伝えいたします! 目次 IBM Bobってどんな製品? Explain機能を試してみた Explain機能の他社製品との比較 さいごに お問い合わせ IBM Bob ってどんな製品? IBM Bob は、2025年10月の IBM TechXchange 2025 Orlando で発表された AIエージェント型のIDE(統合開発環境)です。 単なるAIアシスタント開発を超え、ソフトウェア開発ライフサイクル全体を自律的に動かし、生産性と品質を大幅に向上させることができる製品です。 IBM Bobが得意なこと ソフトウェア開発とモダナイゼーションを変革 • 複数のモード (プラン、コード、質問、アドバンスド) を装備 • アプリケーション設計、コード説明、コード生成、テスト生成、ドキュメント作成 • 開発者の作業に応じて最適なLLMを選択 幅広い言語に対応 • RPG, COBOL, CL, SQL, DDS • Java, Python, JavaScript, TypeScript, Node.js, bash など IBM Bobを利用するメリット 「システムの理解」にかかるコストを戦略的投資へ転換 ・開発スピードが劇的に向上 ・エンジニアの業務時間の多くを占める「既存コードの解析」という非生産的な時間を、AIによって極小化 ・解析に費やしていた膨大な工数を、新しいビジネスモデルの構築や機能拡張へ再配置 プロジェクト内の知識共有(可視化) ・プロジェクトメンバー全員が常に「今、正しく動いている仕様」を共有できる ・新メンバーへの引継ぎが容易で立ち上がりが早くなる AIによる標準化でガバナンスの聞いた開発体制を実現 ・品質のばらつきを抑えエンタープライズレベルのガバナンスを維持し構築を支援   定型的な解析はBobに委ね、エンジニアはより高次元な創造性に知力を注ぐ。 そんな、互いの強みを活かし合える知的な相棒になってくれそうです! Explain機能を試してみた 検証の背景 今回、IBM i(AS400) で利用する言語、RPGにフォーカスして検証を行いました。 現在、多くの企業で課題となっているのが、IBM i(AS400)上で長年稼働し続けているRPGプログラムの保守・継承です。 IBM i はその堅牢性ゆえに、10年以上前に書かれたコードが一度も改修されずに現役で動き続けているケースも珍しくありません。 しかし、その代償として「詳細設計書が消失している」「担当SEが高齢化し仕様がブラックボックス化してしまいそう」という深刻な問題が浮上しています。 後継者不足も重なり、このままではシステムの維持そのものが危ぶまれる未来がすぐそこまで来ています。 そこで期待されるのが、AIの力による「リバースエンジニアリング」です。人力では途方もない時間と労力がかかる既存コードからの仕様解読をAIが肩代わりし、さらに「現役エンジニアがそのまま実務に使えるレベルの、精度の高い設計書」を書き出すことができれば、属人化の解消へ向けた大きな一歩となります。 IBM Bobには、主に以下の4つの強力な機能が備わっています。  - Explain(説明):プログラムを解析、説明  - Transform(変換):プログラミング言語のバージョンアップ、モダナイズ  - Refactor(リファクタリング):コードの構造を最適化、保守性の向上  - Generate(生成):プログラム・アプリケーションの作成 今回の検証は、上記の背景より「Explain(説明)」機能に主眼を置いています。 IBM Bobが複雑なRPGの構造をどこまで正しく理解し、実務に耐えうる高精度な詳細設計書を再現できるのかを検証しました。   検証内容 検証では、ローカルPCに保管した既存のRPGプログラムを対象に、IBM Bob がどこまで実務に即したアウトプットを出せるかを試しました。 【検証のステップ】 事前準備: RPGのプログラムが保管されているローカルフォルダを参照先として指定 基本操作: Bobのチャット画面にて、解析対象のRPGプログラムを指定し「プログラム詳細設計書」を作成するように日本語(自然言語)で指示 環境拡張: Bob内のメニュー「Extensions」から「Mermaid Chart」のPluginを導入。出力された構成図(Mermaid形式)をより視覚的に確認できる環境を準備。 【検証の結果】 検証を通じて驚かされたのは、Bobの解読の速さと正確さです。 RPG特有の複雑な指標や深いネスト構造であっても、ロジックの骨組みが明瞭に描き出されており、要点が紐解かれるような丁寧さと平易さを兼ね備えたアウトプットとして提示されました。そして、文章による解説に加え、Mermaid図によって視覚的に補完されたフローは非常に分かりやすく、文字だけでは追い切れない処理の全体像を一目で把握することが可能となりました。 Bobで作成したプログラム詳細設計書は、これまで他社のAIツールを試しては『実務で使うにはまだ早い』と限界を感じてきた熟練の技術者さえも、思わず目を見張るほどの解析精度でした。 そして、Bobのチャット画面で指示を出す際の「Enhance Prompt(プロンプト強化)」ボタンは非常に便利でした。 「Enhance Prompt」ボタンは、指示内容をAIが解釈し、より精度の高い回答を引き出すために最適なプロンプトへと補ってくれます。 これにより、AIへの指示出しに慣れていない技術者でも、簡単に質の高い設計書を作成することができそうです。 今後の検証 現在、プログラム設計書作成の次のステップとして、作成したプログラム詳細設計書を利用してコード生成(Generate)やコード改修(Refactor)を行う検証を実施しています。 これにより、コードに直接手を入れなくても、詳細設計書の一部分を人間の言葉で直すだけでコード側に修正が及ぶようにできると考えております。 また、人間が気付かない関連している他のプログラムコードの修正箇所も気付いてくれるかもしれません。 また、Bobのチャット画面で、回答の精度を最大化するために、チャットモード(※)を切り替えた検証も行っており、Bobと対話しながら特定箇所を修正・作成することも試行しています。 ※「チャットモード」のおススメ利用シーン(Bob自身に聞いてみました)  - Code: コード作成・修正時  - Plan: 設計・計画立案時  - Ask: 質問・説明が欲しい時  - Advanced: 複雑なコード実装時 Explain機能の他社製品との比較 さて、チーム内では他社製品も交えた横並びの比較検証を進めています。 同じ指示(プロンプト)を出し、コード解説の深さや図解の分かりやすさをプログラム詳細設計書(Explain機能)作成の観点で比較しましたのでご紹介します。 項目 IBM Bob A社製品 B社製品 解析制度と網羅性 ◎ 高度な構造解析と高精度な図解 〇 基本情報の列挙と標準的な図解 〇基本値の抽出がメイン 可読性・理解しやすさ ◎ 豊富な図解量と手順レベルの解説 〇 簡潔な説明(Bobに比べ情報不足) △ パラメータの羅列に近い 柔軟性・拡張性 ◎ 任意フォルダ参照・MCP連携に対応 〇 MCP連携対応 〇 MCP連携対応 総合判定 ◎ 〇 〇 ※入力するプロンプトの内容によって得られる結果が異なる場合があります 今後、Generate機能やTransform機能でも比較検証を続けてみたいと思います。 さいごに 私自身、Bobに出会ってその賢さに驚かされましたが、今では複雑なコードを健気に読み解いてくれるBobが、どこか可愛らしい相棒のようにも感じています。 今回の検証を通じて、あまりに古すぎて誰も手を付けたがらなかったRPGプログラムも、決して攻略不可能なものではないと確信しました。 Bobという頼れる相棒がいれば、眠っていた過去の遺産は必ず未来の資産へと変えられます。 皆様もぜひ、この新しい開発の形を体感してみてください。 Tech Preview版 申し込みURL: https://ibm.biz/Try-Bob 末筆ながら、本年も「てくさぽBLOG」を見てくださりありがとうございました。 新しい年が、皆様にとってさらなる飛躍の年となりますよう心よりお祈り申し上げます。 お問い合わせ エヌアイシー・パートナーズ株式会社 技術企画本部 E-Mail:nicp_support@NIandC.co.jp     .bigger { font-size: larger; } .highlighter { background: linear-gradient(transparent 50%, #ffff52 90% 90%, transparent 90%); } .anchor{ display: block; margin-top:-20px; padding-top:40px; } .btn_A{ height:30px; } .btn_A a{ display:block; width:100%; height:100%; text-decoration: none; background:#eb6100; text-align:center; border:1px solid #FFFFFF; color:#FFFFFF; font-size:16px; border-radius:50px; -webkit-border-radius:50px; -moz-border-radius:50px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #eb6100; transition: all 0.5s ease; } .btn_A a:hover{ background:#f56500; color:#999999; margin-left:0px; margin-top:0px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #f56500; } .table { border-collapse: collapse; border-spacing: 0; width: 100%; } .td { padding: 10px; vertical-align: top; line-height: 1.5; } .tbody tr td:first-child { font-weight: bold; width: 20%; } .tbody tr td:last-child { width: 80%; } .ul { margin: 0 !important; padding: 0 0 0 20px !important; } .ol { margin: 0 !important; padding: 0 0 0 20px !important; } .tr { height: auto; } .table { margin: 0; } *, *:before, *:after { -webkit-box-sizing: inherit; box-sizing: inherit; } .html { -webkit-box-sizing: border-box; box-sizing: border-box; font-size: 62.5%; } .btn, a.btn, button.btn { font-size: 1.6rem; font-weight: 700; line-height: 1.5; position: relative; display: inline-block; padding: 1rem 4rem; cursor: pointer; -webkit-user-select: none; -moz-user-select: none; -ms-user-select: none; user-select: none; -webkit-transition: all 0.3s; transition: all 0.3s; text-align: center; vertical-align: middle; text-decoration: none; letter-spacing: 0.1em; color: #212529; border-radius: 0.5rem; } a.btn--orange { color: #fff; background-color: #eb6100; border-bottom: 5px solid #b84c00; } a.btn--orange:hover { margin-top: 3px; color: #fff; background: #f56500; border-bottom: 2px solid #b84c00; } a.btn--shadow { -webkit-box-shadow: 0 3px 5px rgba(0, 0, 0, .3); box-shadow: 0 3px 5px rgba(0, 0, 0, .3); }

2026年02月18日

【開催レポート】IBM様主催 Bobathon in Tokyo - IBM Bobで何が生まれた?

公開日:2026-02-18 2月12日、日本IBM様 箱崎オフィスにて、弊社(NI+C Partners)のパートナー様を対象としたハッカソン「Bobathon(ボバソン)」を開催しました。 Bobathonでは、次世代AIエージェント型開発支援ツールである「IBM Bob」を活用。 USより来日したIBM Bobの開発責任者や、GlobalのTechリーダーをファシリテーターに、 Early Access版(早期アクセス版)のBobを使い倒す、非常に濃密で実践的なワークショップとなりました。 目次 イベント概要 IBM Bobで形にした驚きの活用アイデア パートナー様からのリアルな声 今後の展望とアクション お問い合わせ イベント概要 参加: 7社 17名 目的: IBM Bobを用いた自社利用の具体化、およびお客様への提案アイデアの磨き込み 手法: IBM Bobの実機を使用し、テーマに沿った実践的なプロトタイピングを実施 IBM Bobで形にした驚きの活用アイデア 各社チームに分かれ、Bobを操作しながら導き出された活用案は、どれも現場の課題に即した非常に具体的なものでした。 業務自動化: 紙の社内申請のデジタル化、RFP回答の自動補助、プロジェクトメンバーの最適アサイン 開発・モダナイズ: レガシーRPGコードの解析・モダナイズ支援、ETL構成の自動確認・移行 戦略・分析: 食品ロス防止の在庫分析、特許情報の収集・解析による知財戦略の高度化 スピード開発: キャンペーンサイトの短期間構築・運用 パートナー様からのリアルな声 実際にIBM Bobを触り、他社の活用法を目の当たりにした皆様からは、驚きと期待の声を多数いただきました。 他のパートナー様のアウトプットを見て、業務活用のイメージがぐんと広がりました 自分の中にはなかったアイデアに触れ、非常に刺激になりました 「ついに開発もここまで来たか!」と驚きました。実機を触ることで、想像以上に参考になるイベントでした 立場や業務によって、Bobの用途が無限に広がることを実感できました 今後の展望とアクション 今後は、検討いただいた内容をクライアントゼロとしてご活用いただくこと、および、実案件への提案展開を全力でご支援してまいります。 また、弊社は今後も、IBM様と協業し継続的な「Bobathon」の開催を予定しています。 IBM Bobの社内評価・PoC・導入ご支援 お客様への提案同行のご依頼 これらに関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 最後になりますが、ご参加いただいたパートナーの皆様、そして素晴らしいファシリテーションをいただいたIBMの皆様、本当にありがとうございました! お問い合わせ エヌアイシー・パートナーズ株式会社 技術企画本部 E-Mail:nicp_support@NIandC.co.jp .highlighter { background: linear-gradient(transparent 50%, #ffff52 90% 90%, transparent 90%); } .anchor{ display: block; margin-top:-20px; padding-top:40px; } .btn_A{ height:26px; } .btn_A a{ display:block; width:100%; height:100%; text-decoration: none; background:#eb6100; text-align:center; border:1px solid #FFFFFF; color:#FFFFFF; font-size:16px; border-radius:50px; -webkit-border-radius:50px; -moz-border-radius:50px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #eb6100; transition: all 0.5s ease; } .btn_A a:hover{ background:#f56500; color:#999999; margin-left:0px; margin-top:0px; box-shadow:0px 0px 0px 4px #f56500; } .bigger { font-size: larger; }

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